子育て真っ只中、自分の時間がなかなか取れず、嫁娘の寝静まった1時間がようやく自分の世界に浸れるひととき。
毎日の喧騒からリセットする大事な時間で「何を聴くのか」が、毎回とても重要な時間です。
今、トート・リオと共にハマっているのが、
「ケティル・ビヨルンスタ」。ノルウェーのピアニスト。
その中でも、「海」と言うアルバムが好きです。
目を瞑って聞くと、そこには間違いなく海が感じられます。
海って、たくさんのイメージがありますよね。
南国の美しさ、日本海の冷たさ、とか。
この音楽の海は、北欧の、冷たく静かな海を感じます。
冬の、天気は曇りで厚い雲に覆われた重苦しい海のイメージ。
でも、時おり太陽が顔を出し、希望を与えてくれる、そんな描写もあるように感じます。
規則正しく、ひたすらに美しいピアノの旋律に、チェロとエレキギターがコントラストをつける。
海の多様な表情を実に表しているサウンドだと思います。
特にギターは海の叫び。あるいは、人間への警告。
そこに、生命の彩りを添えるチェロ。生き物の、生命の香り。海のおおらかさ、人間を暖かく、優しく包み込む母なる海。
その両面を持つのが、海だなぁと。
自分はヨットをやるので、特にそれを感じます。
一日の喧騒の終わりに、なんか、自分自身を見つめ直すような、一人海の中で静かに浮遊しながら。そんな音楽です。
最近どハマリしているアーティストがいます。
トート・リオという名前のピアノトリオです。
練馬ゆかりのアーティスト3人組で、石神井育ちのピアニスト大関麻子さんと同級生のベーシスト小美濃悠太さん、大泉に住んでらした川島佑介さんから成ります。
出会ったきっかけは、氏神神社である石神井氷川神社のイベント「井のいち」の神楽殿ライブ。
あの日は5月なのにとにかく熱くて、ライブでも聞いてまったりしようと、ビール片手に日陰に腰掛けていたら登場したのが、この3人組でした。
音合わせでチャラン〜と音を鳴らした瞬間に「をっ!」と、「この人たち、多分凄いぞ」と。
世界観が確立してて、まさに「場を支配するサウンド」。
息を呑むような美しく、それでいて繊細でどこか切ない旋律。その場から動けなくなりました。これは初体験かもしれない。
度肝を抜かれたのは、dislikeと言う曲(曲名はあとから知りましたが)
。ゴリゴリの変拍子、完全にプログレサウンド。
街のイベント会場の演奏だと、ふわ〜っと耳あたりのいい曲を並べそうなものですが、「私達は違うのよ」と主張するかのごとく、激しいサウンドが場を支配して行きました。いやぁ、やられました!
当日の「dislike」※娘の踊り付き 笑
で、気付けばCDを購入。イベントで聞いてCD買ったの、初めての経験です。
まだまだ若く、活躍を期待できるピアノトリオです。
だいぶ放置してしまったブログですが、突然の更新を。
今回は、アナログレコードを壁におしゃれに飾ってみようのお話!
巷で噂のイヤホン ONKYO E700M。
価格.comの評判で火がついて、何処も品切れ状態に。。。
今回は、オーディオと同じく、家に帰って仕事疲れを癒してくれる、熱帯魚のお話。